ポケダン空の小説的な。

学級閉鎖で暇なんで、書いてみます。
キャラクター(今進めている方)
セシム(ピカチュウ♂)主人公。
フレア(ロコン♀)パートナー。
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僕達は…長い道を戻ろうとしていた。
だが、僕は帰れない事は分かっていた。

ノワールの話。
「歴史を変えれば…私達は存在しなかった事に…消滅してしまうんだぞ…?」
でもその事を彼女は知らない。このままギルドへ帰れると思っている。
だけど…僕は……。
「おーい!セシムぅー!」
彼女は僕の名前を呼ぶ。だが体が動かない…。足に重りが付いている様だ…。
「セシムぅー!行こうよー!」
彼女は僕を呼ぶ。だが体はもう動かない…。



ふわっ






この黄色い上へと昇りは消える…光は……。 そうか…僕には分かった。これが…消滅光なのだと。僕と彼女が共に居られるのも…ここまでか…。
「セシムぅ!遅いよぉ!」


「…フレア。ありがとう…。ここまで共に居てくれて…でも…ここでお別れだよ。ごめんね…。」
彼女…フレアは僕に駆け寄る。
「お、お別れ!?やだよ!これからもずっと一緒にいようって…約束したのに…何で!?」
彼女は泣いていた。そして、僕に抱きつこうとしたが、通り抜けてしまった。
「ヨノワールの話。歴史を変えれば僕は存在しなかった事になる。消滅するんだよ。 でもこれでいいんだ。僕もジュプトルもそれを承知でこの世界へやって来たんだから…」
「わ、私は良くないよ!セシムが消えちゃったら…私…どうすれば…」
「駄目。一人でも強く生きて。そして、ここの事を皆に伝えて。それが…僕からの最期のお願い。わがままで御免ね…」
僕の目からも涙がこぼれ始めた。
「い…行かないで…」
「僕はフレアに会えて良かったと思っているよ。君は違う?」
僕の体が透け始めた。
「ううん。私も会えて良かった。だから…」
そこから先は良く覚えていない。
フレアが泣きながら時限の塔を離れる姿がうっすらと見えた…
♪ここからフレア視点♪
私は…彼のスカーフを持ちながら、時限の塔を離れていった。
生きて帰らなくちゃ。
それが彼の…最期の願いだから…
そして、ここで起きた事を…皆に伝えなくちゃ。
こんな事はもう…2度と起こさないように…




そしてフレアはセシムの最期の願いを叶えるべく、なるべくたくさんのポケモンにこの事を話した。

そして、数週間たった夕方…
「あれ、出かけるんでゲスか?」
ビッパだった。セシムを失った私を一番心配してくれた…
「うん。ちょっと散歩に…」
「そうでゲスか…もうすぐ夕飯なんで早く帰ってくるでゲスよ。」


そして海岸。
クラブが泡を吹いて、夕焼けも映りこみ、とても綺麗な光景だな…
最近忙しくて見る暇はあまりなかったけど…


最後にこの光景を見たの、いつだっけ?

そうか…セシムと出会った時だ…
ここから私達の…冒険が始まったんだ…
「フレアー。そろそろ夕飯でゲ…」
「わあぁぁぁぁぁん!!ビッパアァァァァァ!」
私はビッパの前足の中で泣いていた…







場所は変わり、時限の塔。
そこの頂上でディアルガはフレアを見ていた。
「フレア…。お前が時限の塔を離れる時、お前の悲しみが深く伝わってきた。お前が今も望むなら、そしてセシムも望むなら、私もそれを受け入れよう。
お前達はこの世界に必要な存在だ。だからこそ…お前達にこの世界の未来を託すっ!」



♪ここからセシム視点に戻ります♪


どれくらい時間がたったのかな…。
気がつくと、フレアが目の前で僕を見ていた。
そして僕達は日が沈むまで、泣きあっていた…。



後書きりん。
すいませんでしたあぁぁぁ((
こんな奴が勝手に書きやがってえぇぇぇ!
うん。そろそろ自重しよう。
コスモ「遅いわよ」
マグナゲート、あんまり進んでないです。ブイズ勧誘でw
という訳で空ダンまた最初からやってますw
では、ありがとうございました!